ペケ山ブログ

思いついたことを好きに書いています。

ダビデ像

Perfumeを見ると、以前、取引先の人が言ってた言葉を必ず思い出す。


どうでもいいのだが、


「初めはのっちが可愛いからのっちを好きになるけど、

しばらくするとかしゆかの可愛さに気づいてかしゆかが好きになって、

結局最終的にはやっぱりあ~ちゃんだよな、ってなるんだよ」

 

・・・・・だそうだ。

 


結局みんな好きなんかいw

 

そのPerfumeファンあるある?を聞かされたために、Perfumeがテレビに出ていると

彼を思い出すのだ。

いや、黒縁眼鏡をかけていたため、

むしろ黒縁眼鏡を思い出すといってもいい。




心に残るエピソードが、その人やその物の印象となる事は多いと思う。


 

 



中学校の頃、キャラの強い歴史の先生がいた。

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色眼鏡(ほぼサングラス)に浅黒くひょろっとした出で立ちで、

話の繋ぎ目では、竹で出来た

手づくりの指し棒を教卓にペペンペンペンと叩き、

落語の合の手を入れるようにリズムを取ってくる様な先生であった。

 

なぜかペケ山は良く当てられ、リズミカルに答えさせられていた。

 

 

 

ある日ルネサンス時代の授業をしていた時だ。

 

 



ペペンペンペン、ペケ山さん?

白目になっていますよ?(寝ていた)

 

 

 

さあ、あなたはこの写真を見てどう思われますか?

ペペペンッ


ルネサンスでお馴染み、あのダビデ像を指して言った。




むにゃ・・・

ん?どうって・・・

 

 

 

ぱっと見、注目すべきところは一つしかないが・・・w

 

 

「はい!そうですね、恥部が丸見えで有ります!」

 

 

なんて言ったらどうなるか・・・

 

普通だったら無難に

「随分と筋肉質に見えます。」

 

 

なんて賢くごまかすべきだったのだが、

言葉の引き出しが無いアホなペケ山は、

もう恥部しか頭に浮かんでこなくなってしまった自分に赤面し(純情w)、

テンパりながら

 

 

「ち・・(恥部)・・はっ裸ですね・・。」

 

 

と答えた。

 

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ペペペペペンペン

 

 

「あら、あなた、

 

ぺペンッ

 

スケベ       ですねぇ。」

 

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とリズミカルに先生は言った。

 

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田舎の純情中坊女子には

「スケベ」

と言う言葉なんて言うのは

例えて言うなら

 

 

黒魔術の魔法の様なものだ。

 

「メテオ」みたいなものだw

 


一瞬先生が黒魔道士(FF)に見えた。

 


「スケベ」

ティロリロリロン♫



ペケ山は999のダメージを受けた・・・

 

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しばらくスケベの旋律を受けたことは言うまでもないだろう。

(やーいスケベ~!もうコラー!とかいって廊下を追いかけるアレとかw)

 

 

今考えるとそんな言葉、屁のつっぱりはいらんぐらい平気なのだが・・

 

 

むしろオイシイぐらい。

 

 

それからと言うものダビデ像を見ると

先生の顔を思い出すのだ。

正確にいうと恥部を見るとであるがw

 

 

そういやスケベ先生(違うw)、

同僚の美人な先生と結婚したっけ。

あの先生の何処が良かったんだろう。

 


 

浅黒くて色眼鏡(サングラス)だから・・?ん?まてよ?


それって・・・ATSUSHI・・・?

 

 


・・・・いまダビデ像のイメージにもう一つ加わったと言ったらザイルファンに殺されてしまうだろうか。

 

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※あくまでダビデ像ですw

 

2.5次元萌え 〜暴れん坊将軍よ永遠に〜

先日渋谷パルコの本屋さんにいったら、奥の階段に長蛇の列があった。
イベントスペースで舞台 刀剣乱舞の衣装展をやっていたためだ。
 
あれね、2.5次元ってやつ。
 
とうらぶ旋風が乱舞している。
ペケ山はあまりゲーマーではないので完全に乗り遅れてしまっているが、
名刀を擬人化して刀剣男子なるものを育てながら戦うというオンラインゲームだ。
 
ハマる気持ちがわかりすぎて、どハマりしそうなためやってないのが実情である。
我を忘れてバックに好きなキャラのバッチをつけ始めたりするかも知れない…
 
なぜ、時代モノというのはこんなに魅力的なのか。
江戸明治の着物や袴、軍服はドキュン必至だろう。
根底には制服萌えというのがあるのだろうか。
それは非日常を感じさせて、現代の生活感を落とし込めないもの。そこに自分の完璧なイメージがそれを身に纏うとどうだろう。
 
もうこりゃたまらん萌え爆発なのである。
 
ペケ山は時代劇が好きだ。
父親の影響で物心ついた頃から暴れん坊将軍を観ていた。
あれは初恋……といってもいいだろう。
 
白馬に乗った暴れん坊が砂浜をかけていくのである。
庶民派である流浪の侍とは仮の姿。
実は将軍徳川吉宗その人である。
お決まりの流れでお決まりのセリフをかましてギッタンギッタン悪者を倒し(峰打ちなのがニクイ)世を正していくのだ。
 
…イケメンであった。
 
松平健の若かりし頃はびっくりするぐらいの男前で、あのマツケンサンバ亀田製菓松平健ではない。
(別に亀田製菓がだめな訳ではないw
むしろハッピーターンにはとてもお世話になっている)
白馬で袴で刀で倍率ドン。
実は将軍という事を隠しているという設定が乙女心をくすぐった。
 
根底にある時代モノの憧れ。
それに擬人化という萌え要素を合体させると更に倍率ドンなのだ。
 
近頃は漫画が実写映画になることが多いのである意味2.5次元ではないのか。
 
最近で2.5次元萌えしたのは、
軍服(警服)萌えがすごい。
 
前のブログにも書いたとおり、
女性はうっかり夢に出てきた人を好きになってしまう傾向があるのだが、
最近2.5次元の斎藤一と恋人同士という痛い夢を見てしまったペケ山。
 
しばらくガイヤの夜明けを毎週欠かさず観てそっとドキドキしていたのは言うまでもない。
 

おぼっちゃまくんがケツを出す

ペケ山は福岡出身なので、呑みの席で方言話してよーと言われることがしょっちゅうある。

みな博多弁は可愛いと刷り込まれているようだ。
というか、私は博多出身ではないため、細かく言えば博多弁ではない。
説明するのはめんどくさいのでそこは妥協っている。
まあ、似たり寄ったりだから心の中でおよそ博多弁ってことにしておくのである。
※福岡出身あるある
 
そう改めて言われると、なかなか言えないもの。
東京にいるので、都会人ぶって方言は一時的に忘れているふりをしている。
無理やりひねり出そうとすれば、なぜかついついおぼっちゃまくん口調になってしまうペケ山。
 
私だって一丁前にちやほやされたいし、
よっしゃ、いっちょ酒の席なんだから可愛い博多弁をば!とサービスしたいのだが出てくる言葉は
「おいしかぶぁ〜い」
と引き出しが無く、
博多弁の良さがあまり感じられない
レベルの低い一手を出してしまう。
 
これが出るとちらっと
おぼっちゃまくんが脳裏に浮かび、
「あれ?おかしかとぶぁい、へけけ」
となるのだ。
 
リアルタイムでおぼっちゃまくんを観ていた時は、おぼっちゃまくんが福岡弁だという事に気がつかなかった。
自分や周りがみな福岡弁だからだ。
 
20歳くらいの時バイト先で知り合った友人に自分のバイブルは、おぼっちゃまくんであるという事を告げられた時は、
この人とずっと友だちでいたい…
ズッ友だよ…と心から思った。
 
ともだちんこ、ありがたまきん、ぜっこーもん、おそろしっこ、さいならっきょ……
 
うん…そうだね…ズッ友だよ…。
 
 
しかしながらお酒の席でのおぼっちゃまくん非モテであるからして
ちゃまのおケツはなるべく出さない様、もっと引き出しを用意しておこうとおもう。

OLだってオタクでいたい

その時着ていたシャツが戸愚呂弟の100%中の100%のような形だったのため、その場にいた人たちに伝えるとポカーンとされてしまった。
びっくりした。同世代だったら、みな幽遊白書を知っていると思っていたのである。
 
渋谷のLOFTの隣、紀伊国屋のイベントスペースで80〜90年代アニメセル画展をひっそりやっていた。
気になって外からチラチラ中を覗く人たち(ガラス張り)を尻目に果敢に中に突入し、物色w。
 
ラピュタはもちろん、魔女の宅急便や、うる星やつらシティーハンタースラムダンクセーラームーン幽遊白書などのセル画が…当時映画公開中に貼ってあったポスター、実際使われたであろうアニメのキャクターのレギレーションなどが売ってあり、気がついたら鼻息が暴風域に達していた。
 
ちなみにというのは変だが、私はスラムダンク流川楓と恋人同士の夢を何度か見たことがあるw
女性は夢に出てきた人をうっかり好きになってしまう事があるが、私はなんと2次元であった…。
しばらくはゴリの妹、晴子さんと自分を重ねてそっと応援していたが、流川がバスケの事しか頭にない事を悟る(実際に晴子が感じること)と諦めざるおえないのだった…w
 
と、そんな具合で会社の同僚にこんな話をすると総ポカーンだもんで誰にも言わない。
 
ああ、中野ブロードウェイに行きたい。
 

スープがはねる 〜外食飛沫問題〜

お気に入りの洋服を着ているときに限って、
スープカレーが弾けて、もう水でトントンじゃ補えないほど、

むしろアクセ感覚状態になってしまったりするツイてないペケ山。

 


いい服を着ていると必ずと言っていいほどスープがはねて胸元を汚してしまう。
なのでいつもこういう状態だ。

 

※二重あご注意w ハンカチシワシワ注意

 

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だもんで、この前スープが多めのパスタ屋さんで、
真っ白のシャツを着たオシャレなアパレル店員が
トマトソースのパスタを平気で食べていたのには非常に度肝を抜かれたものである。

 


私だけでは無いはず!
この外食飛沫問題にきっとお困りの方もいるでしょう。
飛ばない方法は無いの?と検索したら
飛ばさないように食べる方法などはあるものの、
ザッパーな私にとっては、めんどくさい…

 


最近はエプロンを置いてある所が増えてはいるが、こだわりがある店ほど無い所がおおい。

首で結ぶエプロンだと、気づいたら肩にも飛んでいることもある。

 


テレビの食レポばりにどんだけ麺すすってんだと
思うかもしれないが、
すすったりはせずにそっと食べて飛んでしまうのである。謎の飛沫。

 

 


例えば、器が深くて、顔を突っ込んで食べれるとか

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テーブルの前に飛沫用の板があるとか

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肩まで飛ばないために美容院で使うぐらいの紙エプロンとか
※髪が長い人用もあり

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そんな飛沫防止グッズが当たり前になる世の中に
なればいいのになぁと思うのです。

 


めんどくせぇな、だったら食べんじゃねえ、
クソアマァ!

 

 

 

と言われてしまうかもしれないが、美味しいものは食べたいんだ!

 


お前なんかがくるとこじゃねえんだよって服で
入店しても、周りの男性に舌打ちされない様に早食いで颯爽と店を出ることを意識している。

 

「あいつ、あんな格好してるけどやりよるな」と思わせたら勝ちと思っている。

 


実際、思わせれたのかどうかはわからないがそういう心持ちをしている。
…つもりであるから許してほしい。

 


いつかいい服きて豪快に麺をすする事を夢みながら
今日もおしゃれ着で果敢に攻めていこうと思う。

むし

雨の時期のレザーソファはベタベタして気持ちが悪い。
さらにレザーが自分の体温で温たまって、汗が出てさらにベタベタしてを繰り返し、
それでもこのソファでゴロゴロする今日この頃。

梅雨です。
じめじめムシムシ過ごしにくい季節になった。
 
ムシ・・


大人になるとなぜこんなに虫が嫌いになるのか。
 
 
カタツムリを腕に這わせていたあの頃、
青虫を素手で掴み手のひらで転がしていたあの頃、
ダンゴムシを何匹取れるかを競っていたあの頃。

 
今思うと神の領域だ。
 

私の育った地はのどかなところであったため、
田んぼや畑が家の周りを囲んであり、虫と戯れる機会が沢山あった。
 
幼少の頃、当時にしてもとても古い借家に住んでいた。
 
玄関の鍵はネジ式だったし、ぼっとん便所(流さないタイプの和式トイレ)だったし、お風呂も直接風呂釜を沸かす様なところだった。
 
ゴキブリやでっかい蜘蛛、ヤモリ(地元ではカベチョロ)、カマドウマや頭が三角な黒いヒルにナメクジ、ダンゴムシ、ムカデやヤスリなど沢山いて共同生活を送っていた。

 
 
言うなれば風の谷のナウシカで言う所の「腐海」である。

 
 
私はジブリが大好きで小さい頃からナウシカに憧れていた。
 
 
借家と言う名のこの腐海で「虫」改め「蟲」使いになるべく、ナウシカが蟲を操る蟲ぶえを作成した。
 
ミシン用の糸を巻いている芯に紐を通し、クルクル回すとファンファンと音が出たので、
ヤスリや、ダンゴムシに自作蟲笛(むしぶえ)を鳴らして飛ばし、ナウシカごっこをしたものだ。
 
 
 
腕にカタツムリを這わせ、

「ね、怖くない。怯えていただけなんだよね。」

と仮装テトとウフフ、アハハである。

 
 
今思うと鳥肌が止まらない。

 
 
しかし私はナウシカにはなれなかった。
 
なぜなら摂生しすぎたからだ。

 
「貴方は殺し過ぎる。もう光玉も蟲笛も効かない。」

 
だって、蜘蛛やゴキブリはほっといたら増えるし、
ヤスリやムカデなんて放って置いたら刺すではないか。
 
 
 

中学校の時、合同給食というものがあった。
2クラスくらいで一緒に給食を食べる。
 
 
そこで事件は起きた。
私は味噌汁をすすり、後一口くらい残してふとお椀を見た。

 
 
なんか白いのが浮いている。

 
 
それは茹であがったダンゴムシだった。

 
 
お腹を向けてぷかぷか浮いている。

 
うわ、やばい。汁は残り少ない。
 
 
もう隠すことが出来ない。

 
 
…案の定、ばれてしまった。

 
 
「ペケ山さんの味噌汁にダンゴムシがはいっとったらしいよ!」


 
ざわ…ざわ…しながら、

 
 
みな、味噌汁を残した。
2クラス分だ。

 
 
私はダンゴムシに申し訳無かった。
 
自分の命を粗末にされた恨み、さぞ深かろう…と。
 
せめて私が早い内に気がついていれば自分の命が溶け込んだ味噌汁を
せめてみんなに美味しく食べてもらえたものを。
 
私のお椀に入ったばっかりに…。

 
 
 
私の脳裏には大群で風の谷に向かってくる王蟲(オウム)が見えた。

 
「こうなったら、もう誰も止められ無いんじゃ…」

 
そして給食のおばちゃんごめんなさい。
 
 

それからというもの、私は汁物で、ん?これって…?と思っても
無心で食す事にした。
 
あのダンゴムシと給食のおばちゃんへのせめてもの償いだ。
 
 
 
 
私の脳裏にはオウムの触覚の中を歩くナウシカの姿が見えた。
 

「そのもの青き衣を、まといて金色の野に降り立つべし…」大婆さまが泣いていた。

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暑くなるとちょっと思考がおかしくなる。

あぁソファがベタベタで気持ちが悪い。

KURO

わかってはいるのだ。飲んだとて大した効果はないことを。ミランダ・カーがCMをしているアレである。ギッタンギッタンの背脂入り豚骨ラーメンを食べて後ろめたくなってソレを口にした時はすでに手遅れということを。

黒といえば黒髪。

良くある漫画やアニメのメイン級の男子は大体9割型黒髪であろう。

洒落っ気を出して髪を染めている男子にココロ惹かれたとしても(3次元)

やはり日本人だもの。

女子は(ほぼ)みな黒髪萌え(だいたい2次元)なのである。

万が一ヒロインがnot黒髪とくっついたとしてもキャラ人気投票では上位もしくは一位を獲得するはずだ。

 

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とか

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とかw

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とかww



黒髪で良くあるタイプとして一匹狼の無口キャラが王道である。

 


少し前に乙女ゲーでツンデレ無口の黒髪キャラに毎日課金という愛を注いでいたことがある。
当時、私は初めて友人のフランス人である旦那様に会うことになった。
日本ブームが来ているパリ在住と聞いて、日本文化に理解はあると思ったし、何よりゲームにはまり過ぎていて、今振り返ると冷静さに欠けていたのかも知れない。


ハマっていた乙女ゲーについて鼻息荒く、身振り手振りで熱く説明したのだ。

彼は冷やかに笑って、友人にヒソっと何か耳打ちをした。

友人はその言葉を訳してはくれなかった。

そんな彼がその時着用していたポロシャツの胸には

「superdry(極度乾燥しなさい)」と書いてあった。

今思うとその場にいた友人たちも極度乾燥していた様な気さえする。

 


やばい、ちょっとへんな方向にチャケてしまった。

dryはアサヒのスーパードライで十分だ。

そう思いながら生ビールをぐっと飲み干した…。

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黒髪。
それは冷静さを欠けさせるほど魅力的なものであり、永遠の憧れ、そう、日本の心なのである。(?と思っている)
などと言いつつ中国生まれの黒い烏龍茶を今日も飲みつつ、「ああ、痩せたい…」とつぶやくのだった。